ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム

公開当時にギタリストN君が面白いと言っていた。サントラは聴いたけど映像は未体験だった。今日BS-TBSでオンエアするというので観てみた。テレビ尺に編集されたバージョンらしい。
2004年公開だが、インタビュー出演している人達がこの12年間でかなり鬼籍に入っているのに驚く。名前と生まれ年のテロップが出るので活躍時期が違うと思っていた人の年齢が意外に近かったりという発見もあった。
それと結構みんな滑舌が悪い、というより呂律が回ってない。デイヴ平尾は呑みながらなのでわかるのだが、それ以外も映らないだけで実は、呑んだり、キメたりしている人が多い気がする。あっけらかんと「ヤク中」呼ばわりされるのも面白い。

以下、似ているなと思った方々。
デイヴ平尾→赤塚不二夫(+小松政夫
エディ藩(ライブシーン限定)→羽田健太郎
マモル・マヌー(白黒時代限定)→大倉忠義
ルイズルイス加部→Phil Lesh


ストリングス入りのオフィシャルバージョンでは聴くことのできない、バンドとしての力量(とセンス)の片鱗がこのコンボスタイルの演奏でわかる。ローズ指板の白テレはSteve Cropperなのだろうか。