長湯

烏の行水は昔からだが、40歳も過ぎると熱い風呂が好きになった。夏場以外は、時間は短くても熱いお湯の湯船に浸からないと気がすまない。ラーメンの麺に例えれば粉落ちとか針金みたいなものだ。
適当に入って湯冷めした昨晩に懲りて今日は長めに入浴する。床屋でサンプルに貰ったハーブ入りのシャンプーを使い、普段はやらないのにいっしょに貰ったトリートメントも使い、その間に念入りに髭を剃り、仕上げにしっかり温度を設定した熱めの湯に浸かった。
おかげで上がってから上半身裸でウロウロしても暖かいままでいられる。いい加減に服を着ろという話ではありますが。