M-1グランプリ2015

5年ぶりに始まったM-1グランプリをテレビでリアタイ観戦した。敗者復活は未見。
トレンディエンジェルの持つ賑やかさが、人気者の登場という感じで会場を明るく楽しい雰囲気にして優勝を引き寄せたように感じた。ネタの優劣というよりコンビのパーソナリティというかキャラを前面に出して優勝したチームは過去に無かったのではないか。ある意味「その日一番面白かった奴が優勝」というM-1の原点回帰とも受け取れる。
審査員の配置からして1stディケイド(2010-2010)を踏襲せざるを得ないストーリー設定になっていた。もし今後2ndディケイドとして続いた場合、歴史的にこの2015年大会はどういう位置付けで振り返られるようになるだろうか、というところに興味がある。

個人的には「幼き頃」ってフレーズがツボだった。ジャルジャルの面白くするポイントが明らかに違う、異端な漫才へのアプローチは好きだ。