扇状地

ホームで電車を待っていてドアが開くと乗車待ちの列は大体扇形に広がる。降りた人が右に行くか左に行くかわからないから、なんとなく列後方の人は広がり気味に並ぶ。
そうすると列後方で待てない人は扇形からはみ出て中央に陣取り、産卵に遡上するサケさながらに降りてきた人にぶつかりながらドアの前ににじり寄って、結局ドア脇で待っている人々と同じタイミングで乗ってしまったりする。

別にオチはないが、小竹向原和光市行に乗るだけでもそんなことをするガッツには敬服する。