SONHOUSE SHOW 1973 / SONHOUSE

長生きはするものだね。


ジャケの表記は全角アキの入ったSON HOUSEになっている

1998年の再結成ライブでは客入れで結構な数の未発表音源を流していた。その一端が含まれていると思う。このライブは企画上、ロッキンスタイルのブルースバンド、日本語詞による独自のロッキンブルース、ハコバンとしてのロックンロールの3つの側面をそれぞれきっちり分けて出している。真ん中の日本語詞のパートは完成形を知っているとプロトタイプに聴こえてひときわ興味深い。上の3つの側面を意図的に混然一体とさせてふてぶてしいアティテュードで提示する、という方向性に舵を切ったからこそのインパクトがあったのだと思う。
ほとんどカバーはしていないけど、今まで聴いたサンハウス関連の音源の中で一番、Fleetwood Mac(もちろんPeter Green期)ぽかった。