気になることば
「昭和歌謡ポップスアルバムガイド 1959-1979」という本を読んでいる。ロカビリーやGS、アイドルも全部ひっくるめた流れで捉えているので非常に面白い。で、多数の執筆者が寄稿しており、そのプロフィールページの大久達朗氏のことば。
「懐メロ糞食らえ」です。郷愁だけで音楽を語るのなんて全く意味ないです。でもね、「あの時なぜあんなに感動したのか」を紐解き確認するのは重要だとも思っています。
120%同意する以外に無い。
さやわか氏とばるぼら氏の共著「僕たちのインターネット史」の「おわりに」でのさやわか氏。
大切なのは、何が変化したかを順を追って眺め、把握してから語ることに違いない。いまどき、変化に肯定的な者も、否定的な者も、それを蔑ろにしすぎな気がする。昔のインターネットはなぜよかったのか、あるいは逆に、なぜいまのインターネットのほうがよいのか。どっちでもいいけど、それを語るには、変化の前後がどうであったのかを、ぼんやりとした自分の記憶だけに頼らず、いまいちど確認する必要がある。
インターネットについてだけでなく、自分のふだんの言動において肝に銘じたいと思う。
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