金払いのいい男

4ヶ月の長きに亘って我々を悩ませ続けてきた筋の悪い案件は無事今日で終了となった。最後はクライアント側が自身の社内統率力の無さや、矛盾した要求をしていたかに気付いたようでだいぶトーンが下がっていた。同じミッションを達成するにしても人柄によっていろいろなやり方があり、それによってもたらされる結果にも違いがある、ということ学ぶことができた、と前向きに受け止めたい。

それとは別に年末から今日までということで、難易度は低いが量は多い、という案件をかかえていた。早めにユーティリティ要員を確保して進めてはいたのだが、上席者がしょっちゅう急ぎだなんだでその人達を狩り出すのでマンパワーが削られる削られる。先週末あたりからこれはやばいかもとさらなる要員確保をした。ところが締め切りの今日になって後輩から「○○さんに頼みたい仕事があるんです。難易度が低いなら××さんでどうですか」と要員交換を申し出られた。先輩なのでひきつりつつも笑顔で交渉に応じ、○○さんの仕事を引き上げ××さんのところに持って行くと「いや、何にも聞いてないっす」。おーい段取ってないんかい、ということで急遽作業設定のし直し。××さんには快く引き受けていただいたが結局間に合わず。自分が稼動してフィニッシュさせることになった。
結局ニアリー業務命令の呑み会には参加できず。呑み会の予定終了時刻とほぼ同時刻に俺も会社を撤収した。結構な額だった会費はドブに捨てたも同然となった。でも先週の仕事終わりの関係会社の方との呑みは会社持ちになったから行って来いなのかも。