SOMEBODY UP THEIR DIGS ME / LOUIS JORDAN

Brian Setzer関連は好きなのだが、特にBSO、それもドラムがBernie DreselでベースがMark Winchesterの時代が大好きで、このメンバーを擁した赤坂Blitzのライブを観ることができて、その公演が公式のDVD化されているのは軽い自慢話でもある。そういえば今度Markがベースのコンボで来日するんだな。

それで、Brian Setzer Orchestraのネタは俺はずっとホーン入りのBill Haleyだと思っているのだが、Setzer本人のインタビューなどではQuincyがプロデュースしたLouis Jordanだよみたいなことを言っている。自分もLouis Jordanは聴くのだがアンサンブルは面白いと思うもののSetzer的なパンチはあまり感じなかった。ただ、どうやらこのQuincyプロデュース盤はTympany Fiveは離散した後のロックンロール勃興期(1956年)に録ったセルフカバーらしいということで、廉価盤になっていたこともあり買ってみた。

1曲目のCaledoniaからギターのMickey Bakerが大暴れしていてむちゃくちゃアグレッシブだった。俺が聴いてたLouis Jordanって何だったの、って感じだ。レコーディングもクリアだし。

そういえばBill HaleyもウェスタンスウィングとLouis Jordanの融合がサウンドコンセプトだったという話を聞いたことがあるし(この盤とは時代は違うけど)、聴かず嫌いはいけないなという話。