get ready / King Curtis


Atlanticに出戻ってからのKing Curtisの音源は可能な限り聴こうと思っている。タワレコリイシューでこんなのも出ていたのを最近知る。本人名義としてはラストアルバムらしい。
レーベルはATCOではなくElektraだった。ミュージシャンズクレジットがあり、マッスルショールズスタジオのメンツがメインとなっている。いわゆるアリサのライブでお馴染みのキングピンズとはほぼ別メンバーなんだけど本人プロデュースだけあって音像やグルーヴにブレはない。

ワンアイデアっぽい単調さを補って余りある曲。ECの突っ込み気味のワウギターを受け止め、テーマを繰り返しながら微妙にニュアンスを変えて盛り上げるバックの巧みさが凄い。特にRoger Hawkins(Jim Gordonっぽい気もするけど)のブレイクが悶絶もの