福毛じゃなかった
髪延びたな、と鏡を見ると一本飛び出した毛がある。収めようとしていじるとどうも頭皮から出ているのではなさそう。よくよく見れば耳の外周(耳輪というらしい)から5センチ近い毛が生えていた。残念ながら白くもないただの体毛なので有無を言わさず抜いてしまう。どうして今まで気付かなかったのだろう。現実から目を背けているのではないか。
ということで、前回からひと月近く経ったので散髪して帰る。そこそこ気に入ったカットをしてくれる池袋のこの店は総合調髪3,000円以下なので髭剃りとかはちょっと雑なのが残念。特に待っている人がいるとて顕著になる。
病院に顔をだし元気になっているのを確かめて帰宅する。このまま行けば土曜日退院だろう。ひとまず安心する。
水面下での
午前中は中堅のN君と客先商談。年末の俺の提案が不調に終わったため無理を言って登板いただいた体裁。
先方担当者は長身で意識高そうな、それでいて物腰柔らか、というビジネスマンの鑑みたいな方だった。そしてワイシャツのカフスにネーム刺繍を入れていた。そして商談は今回も不調に終わる。
N君はなかなか社内情勢に通じているところがあり、往復の車中でずっと次年度に向けての水面下での組織人事についての情報を教えてもらっていた。知らない話が多かった。時分は疎すぎだと思った。池井戸潤の本を読んでいるから余計にそう感じるのかもしれない。
そしてN君は昼に数枚切りにした食パン1斤を買って、ランチと残業夜食にそれを食べているそうだ。何かを塗るとか載せるとかの話をしていなかったのでおそらくそのまますっぽり飯ならぬすっぽりパンなのだろう。
風呂場の改装工事中は近場のホテルに宿泊しようじゃないかという話が現実味を帯びている。今週末には退院できそうなので、そこで一気に手配する予定だ。
2019年第2稼働週の始まり
活動密度の濃い週末を過ごしたため有休明けで久しぶりに出勤するような気分でいたが、実のところは世間様と同じ三連休を過ごしただけで何らやましいことはなかった。
久しぶりに会話量多めのお客様の襲来対応などをやりつつ、会議、打ち合わせ系が続いた週の初めであった。
朝から平熱に戻っているようで今日からは入浴も許可されたとのこと。リンゲルの24時間投与は終了。まだ炎症の原因が特定できず化膿等による再発のリスクがあるため、抗生剤投与と経過観察のため金曜日までは入院継続となった。体調が戻っているだけに残念がっていたらしい。
長い一週間の二日目
6:00の練馬の気温は―0.2℃、昨日の同時刻は―1.4℃だったから少しはマシなんじゃないか。昨日の寒さに懲りて、下着は半そでながら貼るカイロを装着する。ワイシャツもオックスフォード地にした。
午後に出かけた以外は寒い窓際席でデスクワーク。提案書や販促資料をあれこれと作っていた。偉い方の勘違いを発端として、パワハラ三昧だったかつての上長とメールでやりとりする必要が生じた。相変わらずの感じの悪さだった。
午後のお出かけは田町の海側での商談。面倒なのでコート無しで出かける。風が弱いせいかおだやかな気候で、背有りのスーツで全然大丈夫だった。客先の人も「今日は暖かいですね」なんてフォローしてくれたし。
12時間稼働で今日も撤収。2日続きでタイムカードを打刻したのは久しぶりだ。明日は本格的に寒いらしいので長袖の下着にしよう。